松井選手
12月7日 木曜日 雨。2007年まで24日。
今日の言葉
「あなたは一人ではない。」 ニューヨーク・ヤンキース 松井秀喜
松井選手が「あなたは一人ではない」というメッセージを産経新聞に寄せ、話題を呼んでいるという内容がプレジデント12.18号に掲載されていた。
「いじめ」による自殺が相次ぎ社会問題化するなかでのメッセージだという。『いじめをしている人、いじめで悩んでいる人には、もう一度じっくり考えていほしい。あなたの周りには、あなたを心底愛している
人がたくさんいるということを。それは家族であり、親戚であり、友人であり、先輩であり、後輩であり、時にはペットであるかもしれません。人間は一人ではない。いや、一人では生きていけないのです。だから、そういう人たちが悲しむようなことを絶対にしてはいけないと僕は考えます。相手の身になってもう一度考えてみてください。』記事抜粋
松井選手は本当に優しくて温かい人だなと思う。この記事の中でも、松井選手の人間性がよくわかるエピソードが紹介されている。小学生のときに、転向してきた生徒をいじめていたいじめっ子に「やめろ!」と声を上げたことや、小学2年生のときに、どしゃぶりの雨のなか拾ってきた愛猫(7月7日に拾ったので「ナナ」と名付けた)の話など、
心がほっとするエピソードだ。ちなみにその愛猫ナナは、松井選手が厳しい練習を終え帰って来ると、必ず玄関で待っていたという。そして、巨人の4番打者になるのを見届けて逝った。いまもニューヨークの松井選手のマンションにはナナの写真が飾ってある。
松井選手の活躍がどれほど人に勇気を与えているか。わたしもラジオなどで、ヒットを打ったとかサヨナラホームランを打ったとか流れると、なぜか目頭が熱くなる。直接会ったこともないしテレビで見ただけだが、すごい努力をしている人なんだなと感じる。連続試合出場もその努力を実証していることだと思う。だから、手首を骨折したときはどれほど悔しかっただろう。オフには、そのときに千羽鶴を折ってくれた日本人学校にお礼行脚したそうである。
リハビリを乗り越え復帰してからも、以前と変わりなくいやそれ以上に活躍している姿をみてまたもや感動してしまった。松井選手の活躍をこれからもみていきたい。そして、日本人に夢と希望を与える松井選手を応援していきたいと思う。