社長ブログ

経営・ビジネス

懇親旅行

12月6日 水曜日 晴れ 厳しい寒さが続く。コートを着ても寒いくらいだ。数日前からの風邪も少しましになった。今年もあと少し。頑張ろう。
「懇親旅行」
若手経営者が集う会といものがありまして、わたしは2年前からその会に参加しています。この会では年に数回の催しを開いており、その中でいろんな方の経営に関するお話や得意とされる分野のお話を聞かせていただいております。
12月2日・3日とその会のメンバーで懇親旅行に行ってきました。大手日本酒メーカーの製造博物館などを見学してきました。その博物館で感じたことは、昔の人はすごいなということです。今から約80年前に撮られた酒を製造している映像を見たのですが、たくさんの人数で作業をしておりみんな活気にあふれて働いています。日本酒はたくさんの工程を経て作られるのですが、そもそも最初に日本酒を作った人は、こんな細かい工程をどのように考えたのかということが気になりました。先人の知恵とよく言いますが、工程の中での微妙な時間配分など本当によく考えられているなと思いました。時代の進歩とともに今ではほとんどの工程が精密な機械で管理され、人的な労力はほとんどいらなくなっています。しかし、伝統を守るために今でも人間の手で昔ながらの製法で製造することもあるとの事です。
この懇親旅行の2日間でいろんな人と様々なテーマでお話をしました。その中でいじめの問題や、親が子供を殺したりまた子供が親を殺したり、といった様々な事件が起きている今の社会について話をしました。なぜこのような事件が起きるのか。こういった事件の根本的な問題はどこにあるのか。議論は白熱しました。この議論の内容はまた改めて書きたいと思いますが、とても複雑な問題であるのは確かです。わたし自身ももう少し考えてみたいと思います。
また、少子化問題についても議論がありました。少子化は日本の国益にも大きな影響を及ぼします。人口そのものが減るのですから、労働力も低下しますし、当然消費者の数も減るということです。そうなれば企業は顧客の奪い合いで非常に厳しい競争を強いられると思います。政府としては児童手当の拡充や出産一時金の増額など、子供を生みやすい育てやすい環境にしていこうという動きは出ています。企業の立場から、例えば従業員の子育て支援に力を入れている企業に助成をするとか税の減免など、なにか企業側にもメリットのあるものを考えてほしいと思います。
この会に参加して本当にいろいろなことを勉強させていただいています。大企業ではなく、中小企業の目線から具体的な話が聞ける。経営に関する実務的なことから将来の展望まで、本当にたくさんの方からお話を聞けて感謝しています。わたしも、もっともっと勉強をして経験をして、こちらから何か話ができるように頑張っていきたいと思います。

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