思い
12月14日 木曜日 曇り時々雨。本格的に寒くなってきた。吐く息はかなり白い。今日も午前中からいろいろと動いた。昼からは打ち合わせと資料作り。
今日の言葉 -思い-
『つまり、心が呼ばなければ、やり方も見えてこないし、成功も近づいてこない。だからまず強くしっかりと願望することが重要である。そうすればその思いが起点となって、最後には必ず成就する。だれの人生もその人が思い描いたとおりのものである。思いはいわば種であり、人生という庭に根を張り、幹を伸ばし、花を咲かせ、実をつけるための、もっとも最初の、そしてもっとも重要な要因なのである。』(生き方 稲盛和夫著より)
稲盛氏は常々、成功の要因を「思い」という言葉で表現します。しかも並大抵の思いではなく、「強烈な思い」が必要だと語っています。寝ても覚めても四六時中そのことを思い続ける。強く一筋に思う。それが、物事を成就させる原動力になるのだと説いています。
稲盛氏の成功の方程式
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
有名な方程式です。ポイントは、足し算ではなく「掛け算」であるところです。
何かひとつがゼロであれば結果はゼロになります。逆に、能力が劣っていても「熱意」があれば、能力をカバーしよりよい結果がでるのです。
そして、もっとも大事なのは「考え方」であると述べています。考え方とは、心のありかたや生きる姿勢、哲学や理念、思想などです。「考え方」が大事なのは、これにはマイナス点があり、ネガティブな考えがあってはいくら能力・熱意があってもダメ。常に前向きで建設的であること。感謝の心をもち、みんなといっしょに歩もうという協調性を有していることが必要である、とあります。
強く思う。考え抜いて絶対に成功すると強烈な願望を持つ。不可能を可能にするには「狂」がつくほど強く思う。
なにか難しい問題にぶつかると、なにかしら理由を付けて出来ない理由を並べてしまう。それではダメなんだなと思います。まず、絶対にうまくいくと信じることが大切です。無から有を作り出すのは簡単なことではない。でも、それを達成することによって得られる自分自身の幸せや、周りのみんなと感じあえる喜びを頭に描き続け、前向きに進んでいく。改めてこの本を読んで実感しました。
稲盛和夫氏著作『生き方』 是非お読みください。