社長ブログ

読書

成功とは

11月10日金曜日晴れ。今週は天気のいい日が続く。
<週末の天気>明日土曜日は曇り時々雨。あさって日曜日は曇り時々晴れ。以上週末の天気でした。
わたしの好きな経営者のひとりに松下幸之助さんがいます。経営哲学から人生観まであらゆる面で影響を受けています。松下電器産業創業者である松下さんについてはたくさんの著書があります。今回は松下幸之助さんに22年間仕えた江口克彦氏著作『成功の哲学』を、読んだ感想を含めて少しずつ紹介したいと思います。
第1回 「成功とは」
成功って一体なに?お金持ちになって有名になるのが成功?私たちの中での「成功」のイメージはこれに近いものがないでしょうか。お金がなくても自分はやりたいことをやっているのだから幸せだという人もいるでしょう。成功と幸せ(幸福)の関係は?これもまた各々の考えがあると思います。
この作品のなかでは「成功」についてこのように書かれています。
「自分にしかない人間的能力を発揮する、可能な限り発揮することが、その人にとっての成功といえるのではないかということである。従って、金持ちになること、有名になることだけが、成功というものではない。成功しようと思う者は、金持ち、有名を目指すこともないし、逆に、金持ち、有名になったからとて、爪の先ほどもうぬぼれ、誇ることもない。金持ちも、有名も確かに成功のひとつではあるけれど、唯一絶対のものではない。成功は人の数だけ存在するということである。大事なことは、己の能力は何か、そして己にとっての成功とは何かということを考えることだろう。」本文まえがきより抜粋
「己にとっての成功とは何か」を考える。この思考作業はなかなか難しいものです。しかしこれは大切な部分です。というのは「己にとっての成功とは何か」を考えることは「自分の夢を実現させるための基軸を作る」ことにつながると思うからです。夢の途中で自分がふらついた時に元に戻れる基軸。この部分をないがしろにしてしまうと困難に直面したとき挫折する可能性が高くなるのではないでしょうか。挫折は誰でも起こりうることです。しかし、挫折する可能性を低くすることはできると思います。その方法が「己にとっての成功とは何か」を考えることだと思います。
そういうわけで、私もこんなブログを書きながら日々思考作業を繰り返しています。身の回りに起こることすべてが勉強、すべてが自分を成長させてくれるものだと信じて。
つづく

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